「方程式」は、「文字と式」で学んだ等式(= で結ばれた式)の中で、特にまだわかっていない文字(多くはx)の値を求めることを目的とした式。
方程式
xなどの文字を含む等式で、文字に特定の値を代入したときだけ成り立つ式。
解 (かい)
方程式を成り立たせる文字の特定の値。
方程式を解く
方程式の解を求めること。
方程式は、まるで天秤(てんびん)のようなもので、等号 (=)は、天秤の中心で、左右が釣り合っている状態を表す。
左側の部分を左辺、右側の部分を右辺と呼び、左右の釣り合い(バランス)を保つことが、方程式を解く上での一番のルールとなる。
方程式を解くときに使える、絶対に崩してはいけないルールが「等式の性質」。これは、天秤のバランスを崩さないための4つのルールと考えるとわかりやすい。
両辺に同じ数を足しても、等式は成り立つ。
A = Bならば A + C = B + C
両辺から同じ数を引いても、等式は成り立つ。
A = Bならば A - C = B - C
両辺に同じ数をかけても、等式は成り立つ。
A = Bならば A ×C = B ×C
両辺を0ではない同じ数で割っても、等式は成り立つ。
A = B ならば A ÷ C = B ÷ C(ただし C ≠ 0)
上の等式の性質1と2を使って、項を反対側に動かす(辺をまたぐ)計算を移項と呼ぶ。いちいち両辺に同じ数を足し引きしなくて済む、便利な考え方である。
ルール: ある項を移項するときは、その項の符号を逆にする。
基本的な方程式は、次のステップで解くことができる。
① 整理
② 移項
③ まとめる
④ 割り算
【計算例】
方程式が一番役立つのが、文章問題(応用問題)を解くとき。問題文をよく読み、数量の関係を正確に方程式で表すことがポイントとなる。
何をxにするか決める
方程式を立てる
問題文中の数量の等しい関係を見つけ、それをxを使った等式で表す。
方程式を解く
解の確認
求めたxの値が問題に適しているか(例:人数がマイナスになっていないか、など)を確認し、単位をつけて答えを書く。
【問題】
兄は2000円、弟は1200円持っています。明日から毎日、兄が100円、弟が300円ずつ貯金すると、何日後に2人の貯金額が同じになりますか。
何をxにするか決める
「何日後」を求めたいので、x日後とする。
方程式を立てる
3. 方程式を解く
4. 解の確認
x=4は問題に適している。
(4日後に貯金額が2000 + 400 = 2400円で同じになる)
答え:4日