平面図形では、点、線、角といった要素から、多角形や円といった図形を調べていく。
直線: 両側に限りなく伸びるまっすぐな線。
線分: 直線の一部で、両端があるもの。
半直線: 片方に端があり、もう一方は限りなく伸びている線。
角: 2つの半直線が1つの点(頂点)で交わってできる部分。
垂直 : 2つの線が直角($90^{\circ}$)に交わっている状態。
平行 : 2つの直線がどこまでいっても交わらない状態。
作図とは、定規(線を引くため)とコンパス(円や長さをとるため)だけを使い、図形を正確にかくこと。分度器や目盛り付き定規は使えないのがルールである。
作図で特によく使う代表的なものを3つ紹介する。
線分を垂直に、そして二等分(半分)する線のこと。
手順のイメージ: 線分の両端にコンパスの針を置いて、同じ半径で交わるように円をかく。その交点同士を結ぶ。
利用: 線分の真ん中の点(中点)を見つけたり、円の中心を見つけたりするのに使う。
ある角をちょうど半分に分ける線のこと。
手順のイメージ: 頂点にコンパスの針を置いて弧をかき、できた交点それぞれから同じ半径で弧をかき、その交点と頂点を結ぶ。
利用: 角を半分に分けたり、三角形の内接円の中心(内心)を見つけたりするのに使う。
ある直線に対して垂直な線(直角に交わる線)をかくこと。
手順のイメージ:
直線上の点を通る垂線:その点を中心に弧をかき、その交点からさらに弧をかいて結ぶ。
直線外の点を通る垂線:直線外の点にコンパスの針を置き、直線をまたぐように弧をかき、その交点からさらに弧をかいて結ぶ。
ある図形を、形や大きさを変えずに(合同を保ったまま)、別の位置に移すことを図形の移動という。移動には主に3つの方法がある。
図形を一定の方向に、一定の距離だけスライドさせる移動。
例: スクリーン上の図形をそのまま横にずらす。
ある直線(対称の軸)を折り目として、図形を裏返す移動。
元の図形と移動後の図形の対応する点を結んだ線分は、対称の軸と垂直に交わり、軸によって二等分される特徴がある。
例: 鏡に映した像。
ある点(回転の中心)の周りに、図形を一定の角度だけ回転させる移動。
回転の中心から元の図形の点と、移動後の対応する点までの距離は等しく、中心角(対応する2点を結んだ線分が中心でなす角)が回転角になる。