関数とは、2つの変数 xと y があり、xの値がただ一つ決まると、それに伴って yの値もただ一つ決まるときに、「y は x の関数である」という。
変数: さまざまな値をとる文字(x や y)
変域: 変数がとる値の範囲。
y が x の関数であり、その関係が次の式で表されるとき、「y は x に比例する」という。
a は比例定数: a は0ではない定まった数であり、比例の関係において変化しない値を指す。
比例の特徴
グラフ: 比例のグラフは、原点 (0, 0) を通る直線になる。
変化の割合: x の値が1増えるとき、y の値は常に比例定数 a だけ増減する。
比例定数の求め方
比例の関係が成り立っているとき、比例定数 a は次のように計算できる。
y が xの関数であり、その関係が次の式で表されるとき、「y は x に反比例する」という。
a は比例定数: ここでも a は0ではない定まった数であり、反比例の関係においても変化しない値を指す。
反比例の特徴
グラフ: 反比例のグラフは、双曲線と呼ばれる曲線になり、原点を通らない。また、x 軸、 y 軸とは交わらない。(この2軸を漸近線という)
変化の仕方: xの値が2倍、3倍、...になると、yの値は 1/2倍、 1/3倍、...になる。
比例定数の求め方
反比例の関係が成り立っているとき、比例定数 a は次のように計算できる。
関数、特に比例や反比例の関係は、日常生活や物理現象を表現するのに利用される。
文章問題で数量の関係を読み取り、それが比例か反比例かを見極めて式で表現する。
比例 1個98円の品物をx個買ったときの代金 y
反比例
8kmの道のりを時速xkmで進んだときにかかる時間 y
グラフは、2つの量の変化の関係を視覚的に把握するのに役立つ。
直線のグラフ(比例): 増加または減少の傾向が一定であることがわかる。例えば、一定の速さで移動する物体の「距離と時間」の関係など。
双曲線のグラフ(反比例): 一方が増えると、もう一方が急激に減っていく関係がわかる。例えば、長方形の「縦の長さと横の長さ」の関係(面積が一定のとき)など。
関数を利用した応用問題では、求めた解が変域や問題の状況に合っているか確認する(解の吟味)ことが重要である。
例: 時間や距離を表す変数は負の値をとらない、など。